しごと室だより 2020.06.20

 週3日ほど、会社勤めをしながら、この「しごと室」をやっています。
 このコロナの状況で、こんな個人事業をやっていられるのも、この会社勤めと、わずかばかりの年金があるからです。

 会社では、採用を任せられています。自宅の高崎から、1時間半かけて隣県の熊谷まで通っています。
 60人ほどの小さな会社の採用を担当していますが、有料媒体を使わないというスタンスで活動しています。学卒の新卒採用では、それゆえ、大企業等の採用が一区切りする6月以降からが、本格的な活動になります。

 5月中旬以降にお付き合いのある学校で個別の説明会を開催させていただき、そこから採用活動に呼び込むという方針で例年活動していますが、今年はその目論見が崩れています。
 ただ、幸いなことに、可能な限りの無料媒体・学校へのアプローチを通して、ほぼ例年通りのスケジュールで採用活動を行うことができています。

 昨日、ある学生の面接を行いました。学生と、斜めに対面するように、私とサポートの一名、マスクを着けたままの面接です。
 学生が緊張している様子だったので、理由と聞いてみると、初めての対面での面接だそうです。今まではすべて、オンラインでの画面を通しての面接だったとのことです。オンラインでの良さもあるのでしょうが、多くの企業も試行錯誤なのでしょう。
 今年は、このような形で、採用活動がすすんでいるのだと、なんとも驚いています。
 アンマッチの採用が増えなければいいがと思うのは、私だけかもしれませんが・・・。

 既に、梅雨に入りました。家のアジサイもそれぞれの形で花を咲かせています。コロナもこれで落ち着けば、そして学生たちの就活もそれぞれが納得できる形で無事終わればと願うばかりです。