しごと室だより 2020.06.01

 朝4時、ホトトギスの鳴き声と共に起きます。

 冬の間、6時半過ぎまでベットを離れられなかったのに、今は3時過ぎから、いつ起きようかとカーテンの向こうの様子に目と耳で細心の注意を払っています。
 この時期、この時間に目覚めるのは、50歳過ぎぐらいからだったでしょうか。定かではありませんが、かなり前からだったと思います。
 目覚めると、ガスコンロにやかんをかけ、お湯がわく間に、着替えを済まし、家の中の4つのくずかごのごみを集め、生ごみと一緒に裏のポリ容器のごみ箱に。お湯がわく頃に、家の中に戻って、ポットに入れ、また外に出て、門を開けながら、ごみを収集場所まで、坂をくだってポリ袋を持っていいきます。
 鳥たちの鳴き声のやかましさ、互いの命のありかを確かめ合うように鳴いています。生きる歓び、という表現がふさわしいでしょうか。
 門の前まで戻り、さらに5メートルほど坂を上ったところで、ふりかえり、そこで前方に見える高崎市街地とその向こうの赤城山をiPhoneでカシャ。自宅に戻りながら、庭の草花の変化を数枚。
 家に戻ると、お茶を入れ、仏壇にお茶と水と線香。そして自分のお茶と、梅干し一つ。
 ごみの収集は、月木の週二回なのでそれ以外の日は、この作業だけ抜けるがあとはほとんど変わりません。
 ここまでが、朝のルーティン。
 このころになると、鳥たちも落ち着きを取り戻し、外はひっそりしてきます。朝の静けさ。

 そのあとは、週何日かの、県をまたいだ、1時間半かけた出勤のための食事の準備であったり、あるいは、先ほど撮ったiPhoneの赤城の写真をTwitterにアップしたり、日によっては、机の前で仕事をはじめたりと、その日の予定を見ながらになります。
 今日は9時に家を出る予定がありますが、その前にこの文章を書いています。

 コロナウィルスの影響で、多くの方が在宅勤務・テレワーク等行っていると思います。似ていながら、ちょっと違うのは、「雇用」されているか否かということ。
 好きな時間に働き、好きな時間に庭のガーデニングをしたり、読書をしたり。仕事が忙しい時は朝晩関係なく働き、暇なときはゆったり。

 この、「ゆったり」が数か月も続くと、やはり、やばいですが・・・・。